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Binary Star, Binary Black Hole 設定

 舞台は近い将来の日本で、インターネットの普及率はほぼ100%になり、時代は「いつでもどこでもコンピュータ」のユビキタス社会に突入。全ての情報はネットによって繋がり、人々はウェアラブルコンピュータを用いて容易にアクセスができるようになった。
 しかしユビキタス社会は利便性をもたらすと同時に、新たな犯罪を生んだ。従来のネット犯罪に加え、サイバー空間が生み出した最悪の犯罪者――サイバーストーカーである。インターネットを知り尽くしたサイバーストーカーに対抗しうるだけの能力、そして彼らと戦う意思を持った者のことを、人々はCSC(サイバーストーカー・カウンター)と呼んだ。という感じの話です。
 補足ですが、この話の中での"ハッカー"は犯罪者ではなく、プログラミングに秀でた人を指す言葉として使っています。逆にその能力を悪用し、違法行為をはたらく者"クラッカー"とし、こちらは犯罪者です。クラッカーの悪意ある行為を"クラッキング"と言います。
 あとこれ、10年くらい前に他の二次創作サイトやってた時に2話くらい書いてやめた話のリサイクルなので、どこかで見た気がする…という方がもしかしておられるかもしれませんがスルーお願いします!間違えなく本人ですので!
 

「復讐を遂げるその瞬間、人は何を想うのか」



<花村CSC事務所>
陽介が経営する非公認CSC事務所。経営者は陽介で登録しているが、実質は孝介との共同運営。

花村陽介
凄腕のハッカー。普段はフリーのプログラマとして働いているが、本業は非公認CSC。たまに探偵まがいのこともしている。得意分野はセキュリティ。
高校生の時に双子の妹(日向)をサイバーストーカーによって殺害されており、犯人に復讐をするためCSCとなった。過去のトラウマから一人で家の外に出られない。孝介に取り付けたカメラを通じで外の世界を見ている。
その高いハッキング能力を買われ、警視庁から公認CSCとしてラブコールを受けているが、根底には警察に対する不信感があり、民間の立場であることに拘り続けている。
孝介との関係は、親友で家主で雇用主で恋人。

月森孝介
陽介の親友で同居人で被雇用者で恋人で家政夫。事務所の運営、及び、家の外に出られない陽介の手足となって肉体労働(笑)を担当している。
陽介とは高校時代の同級生。日向の死に沈む陽介を支え、彼の復讐に手を貸している。
調理師と栄養士をはじめ、色々な資格を持っている。あまりに優秀であるため陽介の元に留まり続けているのを惜しむ声が多いが、本人は陽介の傍を離れるつもりは毛頭ない。

巽完二
陽介の幼馴染。実家の染物屋を継ぎながらも陽介達の手伝いをしている。
陽介と孝介以外で、日向の死の真相を知る唯一の人物。二人の関係は理解している。


<警視庁>
日々刻々と変化するネット犯罪にきりきりまい。

堂島遼太郎
サイバーストーカー対策班に配属された準キャリア組の警部。孝介の叔父。
コンピュータに疎いため、よく甥っ子の所へ相談に来る。歪に見える孝介と陽介の関係を心配している。

足立透
サイバーストーカー対策班に属するキャリア組の警部補。
陽介には劣るものの、それなりにハッカーとしての腕を持っている。公認CSC資格を持っており、孝介によって陽介が取得した膨大なログデータを頻繁に立証させられているため、孝介が少し苦手(陽介はそうでもない)。頭はいいが学者肌のため、警察官としてはあまり役に立たず、いつも堂島に叱られている。

里中千枝
サイバーストーカー対策班に属する準キャリア組の巡査。対策班の紅一点。


<白鐘サイバネティクス研究所>
通称SC研。ハード・ソフトのどちらでも最先端の研究を行なっており、ユビキタス社会を推進中。

白鐘直斗
白鐘サイバネティクス研究所所長。
両親を「警察史上最悪のサイバーストーカー犯罪」によって失い、若くして所長の座に就いた。陽介同様、サイバーストーカーを憎んでおり、インフラ面で陽介達をサポートしている。
自身も非常に優秀な科学者であり、飛び級で海外の大学を卒業している。

クマ
直斗と陽介が共同で開発した人工知能。

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